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2013年10月25日14時51分
http://www.asahi.com/articles/TKY201310220095.html朝日新聞
【北野隆一】徳川将軍15代にちなんだ菓子を、朝日新聞東京版で下町の古い建物や街並みを描く連載をしている建築家・木下栄三さん(63)=横浜市=が考え出した。初代家康の「天下餅」は和菓子店が試作し、東京・神田で開催中のアート展で紹介中だ。全15人の将軍の菓子を作り、2020年東京五輪の新しい東京土産にと、夢は膨らむ。
木下さんは神田で設計事務所を開く。長年水彩画を描き、朝日新聞東京版で「日本橋今昔」を連載するなど画家としても活動する。江戸の歴史知識を生かして街歩き講座の講師も務める。
その名も「徳川十五代菓子づくし」。考案したきっかけは、今年の初夢が「菓子を食べる将軍」だったこと。家康の「天下餅」は、狂歌で「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川」と詠まれたのにちなんだ。
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